Echo of the Day

[ Echo of the Day ] この言説使うのは何年ぶりだろうか、大学院を修了した時の3人展、練馬区中村橋の区立美術館で個展をした時以来かもしれない。

先日友人の知り合いが病気を患っていると聞き、私が水彩画をプレゼントすることになった。新作で12枚ほど描きその中から選んでもらうことにした。タイトルはすべて[ coacervate ](生命起源)として湧き出る生命力をいろいろと想像しながら描いてみた。方法論として、無意識の中に沸き起こる思惟が色や構成の平衡感覚を自由に獲得できる操作方法で描いてみた。水彩・アクリル着色が8枚、墨を中心にし絵が4枚で、特に最後に書いた一枚の墨絵には真核細胞の細胞小器官をイメージした形を潜ませていた。

私はその絵を選んでいただけるのかなと考えていた。似たような墨絵は何枚かあったが、意図して引き出した私の想いはその絵だけに封印しておいた。

後日友人から連絡があり、12分の1の確率で私が考えていた絵を選んでいただいたようだ。

不思議な偶然なのか。絵を選んでいただいた方にとってはそれが必然だったのだろう。偶然にもその方のイニシャルが私と同じだった。

コロナ禍の時代が到来して地球上での普遍的な意識を共有する時代になつた。それは、地球を全俯瞰して人類が望まなければならない大切な時代が到来していることを感じさせる。私たちは、変化に乏しい規則的な日常に埋没しがちだが、身の回りの出来事を再認識して無意識から沸き起こる思惟を磨かなければと思う。

偶然が必然へとつながる事実が日常の中に隠されているにちがいない。

[ Echo of the Day ]

coacervate 621 #4 2022

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